サマーカット

暑くなると増えるオーダー、「サマーカット」☀️

カットの種類も色々なものがあります。

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でも、待ってください🖐️‼️

そのサマーカット、愛犬のためにとオーダーしたものの…本当に大丈夫ですか❓

よくある落とし穴をお話ししていきます❗️

ではまず、サマーカットって何?ってお話ですが。

ワンコ本来の毛の長さより、ハサミなりバリカンなりを使って主に身体の毛を短くカットすることを言います。

特にこれから暑くなる時期、いつものカットより短めにとオーダーされるお客様が増えます。

カットの種類を大きく分けると、犬種本来の「スタンダード」の形にするもの。飼い主さんの要望通りにカットする「ペットカット」。この2パターンとなります。

スタンダードで分かりやすいのは、当店でも施術を行なっているテリア犬種のプラッキング。毛を抜いて整えるという特殊なトリミングは、その犬種本来のトリミング方法になります。

ペットカットだと、最近プードルに流行りの韓国風カットだったり、パンツカットだったり、カットの形に決まりがなく、カットの形もそのトリマーさんそれぞれの個性が出ます。サマーカットもコレ!という決まりがないので、こちらに属されます。

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さて、そんなサマーカット(ペットカット)ですが。短くカットをしない方がいい犬種もいます。

特にオススメしないのは・・・

チワワ、ダックス、ポメラニアン、パピヨン

チワワはよくロングの子はスムースみたくしますし、ポメラニアンは短く柴犬カットする子が多いと思います。ダックスやパピヨンも短く刈り込む子がいますよね。

だけど❗️

この子達、実はカットを必要としない犬種なんです。

ドッグショーに出ている姿を見てもらえれば一目瞭然なのですが。みーんな毛がモフモフの状態です。

本来主にシャンプーだけのお手入れの犬種ですので、短〜く刈り込んでしまうと、毛が生えなくなってしまう原因に繋がります。

シザー仕上げの方が割と生えてはきますが、ハサミで仕上げるのには長さの限界もありますので、だいたいのお客様がバリカンを選択されます。が、バリカンを使うと、その後生えない子が多い印象です。。。

「見た目が暑いから」

「◯◯カットが可愛いからやりたい」

「毛が抜けるから短くしたい」

☝️この辺り、よく言われるベスト3なのですが。

その後のトリミングがどうなるのかを、ワンコを売った店(ペットショップ)は売る前に説明しなさいよ!って、いつも思います😂

短くカットをしても、紫外線がお肌に直に当たってしまうので荒れる原因になります。また、同じく直射日光がダイレクトに当たるので、ワンコからしたら暑いに決まってます。皮膚が覆えるくらい毛を残してあげたほうが、毛が断熱材の役割をし、風が通るので涼しいです。

見た目が可愛いだけで短いカットを選択すると、「毛が生えなくなってしまった…」という結果になりかねません。この辺りも説明をしないトリマーもいるので、なんだかな〜。と、思います😅

先にあげた犬種は毛が抜けます。短くしたところで抜ける量は何にも変わりません。定期的にブラッシングなり、シャンプーに出すなり、レイキング(下毛処理)をするのをおススメします。

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暑いから良かろうと思うサマーカットですが、犬種によってはカット内容に向き不向きあります。

うちの子どうかしら・・・と不安な方は、必ず担当トリマーさんとご相談くださいね❗️

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