本日はカットオーダーについて。
今まで出していたトリミングサロンと違うところに出さなくてはいけない…そんな事も起こると思います。
自身の引越し、担当トリマーさんの退職、お店が潰れてしまった、予約が取りにくくなった、…などなど。
また、ちょっと今のトリミングサロンから他に変えたいけど、上手く今までのカット内容を伝えられるか心配で変えられなくて・・・
と、いうケースもあると思います😊
そんなこんなで今回は、トリマーさんに伝わりやすいカットオーダーの仕方を解説していきます❣️
ただ、あくまでも100%思うようにいく方法ではないので、その辺りはあしからず…😅
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ではまず皆さま、カットオーダーの際にどのようにトリマーさんに伝えていますか?
「全部短くしてください」
「○○カットでお願いします」
「足とお尻の毛を切ってください」
こんな感じで全て口頭で伝える方が多いと思います。
実は…その口頭のみで伝えるのが罠なんです‼️😱
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先ほどのオーダー例を元に説明していきます。
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①「全部短くしてください」
👉一見伝えてるように思えますが、お客様とトリマー側それぞれでイメージの相違が出やすい伝え方です。
短くするだけでも「ハサミ仕上げ」なのか「バリカン仕上げなのか」、どちらを選択するのかで差が出ます。
トリマー側が思った短くがツルツルの全身バリカンでのスッキリスタイル。
お客様側が思った短くがハサミ仕上げの揃えるだけの形。
全身ツルツルとハサミ仕上げじゃあ仕上がりがかなり違いますよね😅
お迎えに行って、さぁ悲劇❗️って事になりかねません💦
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②「○○カットでお願いします」
👉例えば、人気犬種プードルのテディベアカット。テディベアだけでもかなりの形や種類があります。

↑ほんの一例ですが。
他の犬種も同様「○○カット」と名前の付く物は、ほぼほぼ種類があると思っていただいていいと思います。
このようなカットはペットカットと言われる物になり、それぞれの犬種のスタンダードスタイルと違って決まりがありません。その結果が多種多様な物を生み出しています。
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なので、この図を元にお話していくと。
お客様が思っていたテディベアカットが右上の子のスタイルだったのに、お迎えに行ったら左上のようなスタイル…
あれ?なんか少し違うんじゃ…ってなるんです。😅
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③「足とお尻の毛を切ってください」
👉これ、普通に足とお尻を揃えるのかと思いきや…。
お客様が思っていたのはシャンプーコース+足まわりや肛門周りの毛の処理でした…って事が、私が昔教えていた生徒さんのお店で起こったとのお話を聞きました😱💦
いつも出していた所ではそう伝えれば伝わると思いますが、初めての場所ではこのように解釈されてしまう事もあります。
どこの毛をどのようにするのかを細か〜く伝えるのがポイントです。
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こんな感じで思うようにいかないオーダーの原因は、お客様とトリマーの間で仕上がりイメージが違うのが1番の理由です。
そして何より、トリミングも担当によって個性が出ます。
雑誌やインスタで見るカットと全く同じようにならなかったり、以前やってもらっていたトリマーさんと全く同じにならないのはそんな理由からです。
簡単に言えば、有名絵画のムンクの叫び
全く同じように描けますか?
なるべく近づける事は出来ても完璧にコピーは無理ですよね?😅笑
実は、トリミングもその感覚ととっても似ています。
1発で伝わるトリマーさんも居れば、何度か試行錯誤して形になる場合もあります。
では、なるべくにでも思ったように伝えたい❗️
そんな時どうするの?って話ですが。
はい。
仕上がりイメージ図を持参しましょう❣️👌
👆ホントコレが1番伝わりやすいし、こちらも即分かるので有難いです。
今までやっていたカットの写真だったり、ネットや雑誌やインスタでも構いません。
できれば全身が写った物をご持参頂けると、もう「あなたは神ですか」ってなります。🤣笑
※骨格や毛質によっては雰囲気を近づけるようにしか出来ない場合もあるので、その辺りは担当トリマーさんとご相談ください。
まぁたまにですが、中には全くこだわりがない方もいらっしゃるので、そういう方は最低限の希望を伝えて「お任せで」って言ってください。
トリマー皆、可愛くカットして返そうって気持ちで施術してますので、担当さんが絶対可愛く仕上げてくれますよ😄❣️
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こんな感じでカットオーダーについてのお話でした。
だいたいのお店では初回カットの時にはしっかりとカウンセリングをしてくれると思いますが、稀にそうではないお店もあるとお客様側から聞くことがあるのでちょっと題材にしてみました。
少しでもご参考になれば嬉しいです😊
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